今回は「繰り上げ受給 vs.繰り下げ受給」について取り上げます。
世間でよく聞く年金の「繰り上げ受給 vs.繰り下げ受給」なのですが、いったいどういう事と思う方もいるかもしれませんが、話は単純です。
通常年金は65歳から支給されますが...
「年金の繰り上げ受給」:年金の受給開始年齢を65歳より前倒しすることで、早くもらう分、繰り上げた時期に応じて受給額が減額されます。
具体的には: 繰り上げた月分、65歳時の年金から0.5%減額されます。
例、62歳から年金を受給する場合、繰り上げる期間が3年となりますので、受給できる年金額は18%(=0.5%×36ヶ月)減額されます。
「繰り下げ受給」: 年金の受給開始年齢を65歳より後ろ倒しすることで、遅くもらう分、繰り下げた時期に応じて受給額が増額されます。
具体的には: 繰り下げた月分、65歳時の年金から0.7%総額されます。
例、69歳から年金を受給する場合、繰り下げる期間が4年となりますので、受給できる年金額は20.4%(=0.7%×48ヶ月)増額されます。
ここで問題です。