今回は 「親の介護を一人でしたのに、遺産分割で、なんの考慮もないケース: 「寄与分」を認めてもらうことは難しいのですか?」について見て行きましょう。

こちら読者のわさびん さまからの質問です。

質問: 親の介護を一人でしたのに、遺産分割で、なんの考慮もないケース: 「寄与分」を認めてもらうことは難しいのですか?」

回答: 論理的にはわさびん さまの考えで問題がないと思います。 では、現実的には?

というところを見て行きましょう。

質問背景: ↓

この不公平に対抗するには「寄与分」という制度で対抗できます。

相続: 「寄与分」 <ー 親の介護をすれば、「寄与分」が発生し相続で有利になるのか?|ひなた (FP) (note.com)

「(相続の)寄与分」: 被相続人の生前に、被相続人の財産の維持や増加に特別の貢献をした相続人に対し、遺産分割で決定した相続分に加えて、貢献の度合いに応じた相続分をプラスすることができる制度のことをいいます。

上記の回答通り、兄弟姉妹がいて、一部の子供に介護などの不安がかたよるなら「寄与分」も当然で認められると思います。

が、問題はこの「介護をどうやって認めてもらうか&その証拠」だと思います。